クラシックに限らず、ジャズ、ポピュラーなどの分野でも取り上げられることの多いイギリス民謡です。前半はみなさんよく御存じのメロディでしょう。中盤は単音の表情が美しいので、その美しさが際立つようなアレンジにしてみました。後半は速いパッセージを織り混ぜてリズムを強調した編曲にしてあります。26〜29小節目は最初の2小節を強く、その次の2小節を優しくという風に、メリハリをつけて弾いてみると面白いと思います。中盤で伸びのある単音を聴かせ、後半はリズムの組み合わせと曲想で聴かせる、という風に演奏してみてください。