ブラジルの大作曲家ヴィラ=ロボスを代表とする作品群ブラジル風バッハ。 ピアノ独奏から大オーケストラまで、様々な編成のためのシリーズの最後に書かれたこの第9番はもともと合唱のための作品。変拍子によるフーガ等合唱には演奏困難なこともあり弦楽で演奏されることも多い本曲。 ここではコラールの温かさと熱気と活気のある祈りの音楽として、合唱の表現がより広がるよう金管アンサンブルとしての編曲を作りました。 祈りと対位法のバッハ、熱気とリズムのブラジルの融合から来る高揚感が伝われば。