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マリンバ協奏曲「アオバトの森」作品216 ピアノリダクション付 (近藤 浩平) / 上級

楽譜ID : 202959
38
上級
全128ページ
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マリンバとピアノのためのピアノリダクション版楽譜付

ピアノリダクション版も
演奏会用として上演できます。

大森香奈、アマービレフィルハーモニー管弦楽団 委嘱作品

初演:2023年4月16日(日)
大阪府茨木市
茨木市市民総合センター(クリエイトセンター)
センター大ホール
アマービレフィルハーモニー管弦楽団 第13回定期演奏会
マリンバ独奏:大森香奈
指揮:松岡究
アマービレフィルハーモニー管弦楽団

演奏時間:26分
3楽章

マリンバ独奏
1管編成 打楽器4人

 静かな山の中を歩いていると、深い森の谷間から「わ~お~わ~お~」と叫ぶような不思議な鳴き声を耳にすることがある。声の主を見たことがなく、獣の声なのか鳥の声なのかも見当つかず不思議に思っていたが、最近これがアオバトの声だと知った。
マリンバには森の木立のイメージがあり、木々と生き物たちがざわめくような協奏曲を書いてみようと考えた。また、各楽器がそれぞれのキャラクターで登場する管弦楽のための協奏曲的な発想もあり、パーカッションのアンサンブルは、「お囃子」か中南米の音楽に着想を得た部分もある。大森香奈さんの個性を意識したので面白い性格の音楽になった。
 
 独奏の中に多彩なリズムアンサンブルを実現する立体的な演奏が大森さんの演奏の特徴の一つだが、その立体的な独奏とアマービレフィルの各パートのアンサンブルがさらに多彩な組み合わせを繰り広げて様々な場面が出現して飽きさせない協奏曲を作ろうと考えた。

 第1楽章:打楽器が弦楽器に、弦楽器が打楽器になるという逆転からスタートする。パーカッションのアンサンブルは囃子のようでもありラテン音楽のリズム・セクションのようでもある。「アオバト」が描写されることはないがちょっと正体のわからない声が聞える。

 第2楽章:静かな森の中で生き物がひそかに動く気配がするような音楽になる。その森に暮している人物が最後に謡う。

 第3楽章:動物、鳥たちのいる森の中で雑種化、野生化したインヴェンションのような音楽。最後にはマリンバ独奏はオーケストラが作り出す森の響きと渾然一体となる。


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