舛田路山作品集 No.8
水面のスピカ
使用楽器:一尺六寸管
※都山流尺八譜の見開き譜です。B4サイズで印刷ください。
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「水面のスピカ」舛田路山作曲
【曲解説】
―雪解けの水面に、恒星スピカが映っている―
ギリシャ神話には四季の起源について、大地と豊穣の女神デメテルの娘・ペルセポネの略奪を描いたものがあります。娘が冥府で暮らす間は大地荒れる冬となり、娘が冥府から帰ると、地上に実りがもたらされ春が訪れる、というお話です。
おとめ座の由来であるデメテルが持つ麦。その穂先を意味する恒星スピカは、豊かさの象徴です。
寂寞の先にある実りを願い、作曲しました。
2023年8月25日作曲。