
【編成】
・フルート(ピッコロ持ち替え)
・クラリネット
・ファゴット
・トランペット
・3ヴァイオリン
・チェロ
・(任意のタンバリン)
ラモーはフランスバロックオペラを代表する大家でフランス宮廷で重視された舞曲の躍動感や華やかな和声が特徴的な作曲家である。
オペラ「ピグマリオン」はギリシア神話に基づくラモーの代表作の一つ。「彫刻家ピグマリオンは自ら彫った理想の女性像の彫像に恋をしてしまい、その姿を哀れに思った愛神が彫像に命を与える。ピグマリオンは愛の勝利と愛神の賛美を民衆へ高らかに歌い、喜びに満ちて皆で踊る。」という話。
今回はこのオペラから以下の4曲をラモーの大胆な楽器法を意識しながら室内楽用に編曲した。
1.序曲:付点音符が特徴的な荘重な前半と急速で対位法的な後半からなるフランス風序曲。素早い十六分音符は彫刻のノミの動きと言われる。
2.ラムール:彫像に命を与えた愛神が自身の力とピグマリオンの芸術の力の偉大さを語り、従神に彫像に美しい仕草を教えるよう命じる歌。
3.パントマイム:命を得た彫像を囲んで民衆が踊る緩急二つのテンポのパントマイム。
4.コントルダンス:民衆を巻き込んだカントリーダンスによるハッピーエンド。