組曲「くるみ割り人形」の中の1曲である葦笛の踊りは、例えばソフトバンクのCMで使用されたりと様々な所で使われ多くの人に親しまれており、チャイコフスキーのバレエ音楽を代表するうちの1曲となっています。葦笛の音色はフルートで再現され、フルート吹きのアンサンブルのレパートリーともなっています。ここでは、この曲を吹奏楽編曲を考えてみました。特徴的なのはフルートのアンサンブルで奏でられる旋律をピッコロのアンサンブルに変えより可愛らしく華やかにしてみた事です。もちろん、フルート、ピッコロパートを適切にオクターブ変えれば、本来のフルートのみでも演奏する事ができます。