2022年に生誕300年を迎えたゲオルク・アントン・ベンダは、 古典派前期のドイツの作曲家で、 チェコの音楽名門一家の一人であり、ゴータで宮廷楽長を務めました。 劇音楽(メロドラマやジングシュピール)で人気を博し、若き日のモーツァルトにも影響を与えました。
器楽曲にも素晴らしい作品を残したベンダの鍵盤曲から、 「ソナチネ 第23番 ト短調」をとりあげてみました。
イタリアのシシリー島の舞踏曲を思わせる8分の6拍子の曲ですので、 旋律の流れに沿って、抑揚に気をつけて弾いてみてください。