2022年に没後300年を迎えたヨハン・クーナウ(1660年-1722年)は、
バロック期のドイツの作曲家で、
ライプツィヒの聖トーマス教会でオルガニストを務め、
1701年からはトーマスカントル(音楽監督)に就任して生涯を終えました。
クーナウの没後、後任として同教会のトーマスカントルに就いたのが、ヨハン・ゼバスチャン・バッハでした。
教会音楽だけでなく鍵盤楽器のための楽曲もよく知られているクーナウの作品から、
バッハにも影響を与えたといわれる「新クラヴィア練習曲集」からの1曲をとりあげてみました。