数々のピアノコンクールに入賞し現在は香港バプティスト大学ピアノ科助教授の務めるヨーニー・ハン。彼女がセルゲイ・ラフマニノフ作曲の「パガニーニの主題による狂詩曲」から第18変奏「アンダンテ・カンタービレ」をピアノ独奏用に編曲をしました。この編曲は、2020年にリリースしたピアノアルバム「Hollywood Romance」にも収録されています。
1980年に放映された映画《ある日どこかで》において、この「アンダンテ・カンタービレ」が愛のテーマとして使われており、この映画がきっかけに「アンダンテ・カンタービレ」を知った方も少なくはありません。
私にとって、この美しい愛のテーマを演奏することは、聴衆との特別な絆を作ることを意味します。このピアノソロ編曲によって、他のピアニストにもその超越的な体験をしてもらえることを願っています。(ユーニー・ハン)