「結婚行進曲」は、ドイツの作曲家フェリックス・メンデルスゾーンが、ウイリアム・シェークスピアの戯曲「夏の夜の夢」を読むことでインスピレーションを得て作曲された劇付随音楽「夏の夜の夢」の中の一曲です。
ストーリーは妖精たちが躍り出て宴を催すという夏のある夜、四人の男女(そして妖精の王と王女)が妖精パックの惚れ薬によるいたずらに翻弄されながらもめでたく二組の夫婦となる、というものですが、その婚礼の場面で流れる曲です。
この曲は1842年に作曲されましたが、その後1858年にプロイセン王子フリードリヒとイギリス王女ヴィクトリアとの結婚式でワーグナーの結婚行進曲とともに演奏されたことで一躍有名になり、現在でも結婚式などでの定番の一曲となっています。
この結婚式を彩る代表的な名曲を金管十重奏に編曲しました。(トランペット、ホルン、トロンボーンともに3とテューバ1)なお、オプションで打楽器(シンバルおよびトライアングル)を入れて演奏可能です。
Bass TromboneはEuphoniumでも演奏可能です。
是非、結婚式や結婚パーティなどのおめでたい席での演奏にお役立てください!
なお、繰り返しが多く金管楽器だけで演奏するにはやや長いため、リピートを省いたりカットするなど、各自演奏シーンや体力度合いなども考慮して演奏するとよいでしょう。
■編成
金管アンサンブル(十重奏)
■調性
C Minor (原調)
■楽譜の内容
楽譜PDFは以下で構成されています。ご確認の上、必要なパートを印刷するなどしてご利用ください。
・スコア(総譜)
・01 1st Trumpet in B♭
・02 2nd Trumpet in B♭
・03 3rd Trumpet in B♭
・04 1st Horn in F
・05 2nd Horn in F
・06 3rd Horn in F
・07 1st Trombone
・08 2nd Trombone
・09 Bass Trombone or Euphonium
・10 Tuba
以下オプション
・Percussion(Cymbal, Triangle)