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わが母の教え給いし歌 (ドヴォルザーク) / ピアノソロ 上級

楽譜ID : 283192
114
上級
全3ページ

チェコを代表する偉大な作曲家アントニン・ドヴォルザークの名曲のひとつで、1880年ドヴォルザークが39歳の時に作曲した「ジプシー歌曲集」全7曲の第4曲です。曲はアドルフ・ハイドゥークのチェコ語の詩に付けられたものですが、ドイツ語、英語で歌われることが多く、ゆったりとしたテンポで、どこか懐かしさや優しさが漂う名曲です。昔、年老いた母が涙とともに教えてくれた歌を、親となった自分も子供に教えようとしているが、日焼けした自分の頬にも、あの時の母と同じように涙が伝わるといった内容です。ドヴォルザークの友人のひとり、ヴァイオリニストのクライスラーがのちに編曲した作品を耳にする機会も多いことと思います。さまざまな思い出を辿るように記憶の距離感を指先に宿しながら、ゆったりとした気分で演奏しましょう。ジャズ風といっても、コードを変える、アドリブで勝負を仕掛けるというのではなく、例えば[C]の右手の3連音符を多く含むフレーズは、1音1音、ひと粒ひと粒に命を吹き込むようなイメージで演奏してみてください。12/8拍子に置き換える考え方ではなく、あくまで4/4拍子の1拍の中に、絡みつくような3連音符のフレーズがたくさん登場するといった弾き方が似合うと思います。全体を通して、一定のテンポをキープする必要はなく、感情の赴くままに、時には思い出が溢れて熱く語るような雰囲気や、亡き母に想いを馳せて、そっと呟くような歌い方ができると良いでしょう。用心することとしては、感情過多になってしまうこと、テンポが遅くなる方向に傾きすぎることのないようにという2点でしょうか。


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