
「紅蓮華」は、オープニングテーマであり、アニメの第 1 話の最後、主人公丹次郎・鬼の姿となった妹の 禰豆子と、鬼殺隊の富岡義勇との一悶着の後、家族を埋葬したあと、禰豆子を人間に戻すための手がかりを見つけに出発するところで流れる挿入歌でもある。幸せな日常を奪われ絶望の底、自分以外にたった一人残された家族を守って行く決意を 歌う。
まずボーカルのレンジが2オクターブと短3度と、広い。また終始アップテン ポで激しいサウンドとの対比が特徴の曲だ。曲の構造も興味深く、イントロ(B メロ使用)
Aメロ
Bメロ
サビ
間奏1
A メロ’(後半がラップのように早い) Bメロ
サビ 間奏2
Cメロ
サビ
後奏
という具合で、イントロにBメロを使っているのが面白い。極め付けは、シン セによる笙や篳篥を模したと思われる音色の使用だ。
なお、装飾音符については省略しても良いであろう。
合唱パートは女声各パートは最少で3人は必要(div. a3があるため)で、男声は最少で2人は必要ある。ソロも合唱も難易度は高いが、非常に充実したアレンジとなっている。
(2021.05.03)
首藤健太郎 音楽プロフィール
作編曲・ピアノ演奏・指導・企画・コラボレーション等、幅広く活動する音楽家を目指している。
特に合唱の作編曲作品が多く、これまでに、日本フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京混声合唱団、日本合唱協会、一般社団法人日本ウクライナ音楽協会、湘南高校合唱部、桜みなみ合唱団、練馬混声合唱団、リーリエンコール、日吉台合唱団、コール・フレンズ、なわて混声合唱団など、プロやアマチュアを問わず委嘱作品を手がけてきた。中でも、山田和樹アンセムプロジェクトでのアレンジャー担当、BS朝日系列「子供たちに残したい美しい日本のうた」でのアレンジ担当など、東京混声合唱団とのプロジェクトやメディア関係の作品も多い。
作編曲作品は、カワイ出版やパナムジカ、Piascore等で出版されている。近作に、「ホルンとピアノのためのソナタ第1番」、ライブ作曲コンサート「なわての伝説」などがある。
近年は、BGM 製作に注力している。作品例https://www.atomicamusic.com/albums/bhm122
東京藝術大学音楽学部作曲科卒業、同大学院修士課程音楽研究科作曲専攻修了。
2017年度合唱組曲作品公募−第28回朝日作曲賞− 朝日賞受賞 など
現在、京都女子大学、同志社女子大学、各講師。Jルークスシンガーズのメインコンポーザー。
さらに詳しい作品などの情報は、
https://linktr.ee/kentaro.shuto.music
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