
声のいのち
混声4部合唱とピアノのための
長月 りんどう 作詞
Lyrics by RINDOU NGATSUKI
首藤 健太郎 作曲
Composed by KENTARO SHUTO
作品について
作詞は長月りんどう氏によるこの作品に、以下のメッセージをいただきました。
この詩は、息子(当時6歳)とのやりとり(特に中間部)に着想を得て作られたということです。幼い子供は時に癇癪を起こしますが、溢れる想いに押しつぶされそうになり、それを言語化ができないことが理由の一つであって、優しく触れ、だきしめて欲しいと思っていることが多いようです。時が経っても、根底には子供の時の思いや記憶がやがて成熟して、自らの表現につながっていくのではないでしょうか、つながっていったらと思います。
以下は作曲者からです。
音楽を構成するにあたり、前奏、Aメロ1、間奏、Aメロ2、Bメロ、サビ、Cメロ、後奏というようにシンプルでわかりやすいものを心がけました。しかし、音楽内容としてはきめ細かにこだわっている部分が多い作品です。
前奏はとても繊細でありダイナミックです。冒頭のフレーズが、AメロやサビやCメロの音型にリンクしています。いわばこの曲のアイデンティティと言えると思います。
Aメロは2回出てきますが、コード進行やピアノ、合唱パートの絡みや、記載された楽語の変化などに伴って「表現の違い」を演出しました。ぜひ、みなさんだけの個性をもって演奏してください。
Bメロでは、男女ペアのユニゾン、盛り上がりに向けてのハーモニーに留意してみてください。
サビは、1番大きな音量が出るところでもありますが、「音の大きさ」にこだわるのではなく、「空間の広がり」を意識していただけたらと思います(largamente)。
Cメロは、合唱部分は各パートの人数を1ひとりずつ、一人一人の声がピックアップされる重唱でできたら独白感が出ると思います。もちろん、数人ずつでも、全員でも歌えるようにしてありますので、場に応じて編成を選んでください。
(首藤健太郎)
(2022.06.06)
演奏初演:2022年07月09日/名古屋市西文化小劇場(愛知県)
《フレンズコール・フレンズ 第1回定期演奏会》
指 揮:髙谷光信
合唱団:フレンズコール・フレンズ
ピアノ:北川美晃
演奏時間予定:約5分10秒
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首藤健太郎 音楽プロフィール
作編曲・ピアノ演奏・指導・企画・コラボレーション等、幅広く活動する音楽家を目指している。
特に合唱の作編曲作品が多く、これまでに、日本フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京混声合唱団、日本合唱協会、一般社団法人日本ウクライナ音楽協会、湘南高校合唱部、桜みなみ合唱団、練馬混声合唱団、リーリエンコール、日吉台合唱団、コール・フレンズ、なわて混声合唱団など、プロやアマチュアを問わず委嘱作品を手がけてきた。中でも、山田和樹アンセムプロジェクトでのアレンジャー担当、BS朝日系列「子供たちに残したい美しい日本のうた」でのアレンジ担当など、東京混声合唱団とのプロジェクトやメディア関係の作品も多い。
作編曲作品は、カワイ出版やパナムジカ、Piascore等で出版されている。近作に、「ホルンとピアノのためのソナタ第1番」、ライブ作曲コンサート「なわての伝説」、わたSHIGA輝く国スポ・障スポ2025 「行進曲 琵琶湖周航の歌」などがある。
近年は、BGM 製作に注力している。作品例https://www.atomicamusic.com/albums/bhm122
東京藝術大学音楽学部作曲科卒業、同大学院修士課程音楽研究科作曲専攻修了。
2017年度合唱組曲作品公募−第28回朝日作曲賞− 朝日賞受賞 など
現在、京都女子大学、同志社女子大学、各講師。Jルークスシンガーズのメインコンポーザー。なわて混声合唱団正指揮者。
さらに詳しい作品などの情報は、
https://linktr.ee/kentaro.shuto.music
から各リンクを参照ください。