フェルナンド・ソル(1778-1839)のエチュードの中でも特に完成度の高い名曲です。ファンも多く、美しい旋律が滔々と流れていく佳曲ですが、左手の難しい箇所があります。2ページ5段目からの4小節間はとても特殊な指使いなので、弾きこなせるようになるまでには時間がかかるでしょう。譜面に示した運指はかなり参考になるはずです。特に派手なところはありませんが、印象深い名曲です。