パラグアイのギタリスト/作曲家、アグスティン・バリオス(1885-1944)の作品。バリオスの故郷、パラグアイに伝わる甘美な歌の雰囲気に満たされた作品。序奏は個性を出して歌うことが大切です。最初は音符どおりに弾いて、慣れたら音符から離れて自分の思うように歌い回してみるといいでしょう。トレモロに入る前の2小節間とトレモロに入ってからのテンポが変わらないように。ここは特に練習が必要なところです。また、1拍ごとにメロディが動く箇所は非常に難しいので、特に取り出して練習 してください。最低音はアポヤンドで弾きましょう。とても難しいと思いますが、そうすることでサウンドが華やかになります。