ノクターンは“夜想曲”と訳されている通り、夕べの想いを描いた甘い性格を持っています。アイルランドのピアニスト兼、作曲家のジョン・フィールドが作ったこの音楽形式で、ショパンは21曲の「ノクターン」を作曲しました。この曲は第20番目とされており1830年に作られたものですが、1875年に出版され「遺作」と呼ばれています。オリジナルはピアノのためのものですが、ヴァイオリンやチェロなどの楽器にも編曲され、ショパンの最も美しい曲のひとつとして多くの人々に愛されています。※この譜面はピアノ伴奏譜付きです。