
1997年に発表された大瀧詠一14枚目のシングル曲です。“一発録り”の録音方法で作られるナイアガラサウンドは、同じ楽器が何台もスタジオに持ち込まれ、一斉に演奏して生まれる音数の多いゴージャスな広がりのある音が特徴です。
この曲も、リズムパートなどは、まさに“せぇーのっ!!”という合図で演奏している様子が想像できそうな、息の合った演奏が素敵ですね。そんな広がりを、ピアノ一台でどこまで再現できるのかが大きなポイントになると思います。アコースティック・ピアノの場合は、リバーブの深くかかったサウンドを強くイメージしながら演奏しましょう。また、デジタル・ピアノの場合は、搭載されている機能を使うなどしながら、照れずになりきることが肝心です。メロディとオカズは音量のバランスを考えて弾きましょう。アーティキュレーションは大げさなくらいに表現すると、ちょうど良い感じに鳴ると思います。特に[D]の伴奏のキメの部分は、ナイアガラサウンドを最大に意識した見せ場なので、縦の音をしっかり揃えましょう。全体に、奏法としての難易度を上げず、メロディをしっかり歌いながら楽しめる内容です。※歌詞は掲載していません