近代ギターの父フランシスコ・タレガが、19世紀後半に作曲したクラシック・ギターの名曲。ここではトレモロという技術を使用せず、作曲家タレガの名曲「アルハンブラの思い出」のエッセンスを気軽に味わえるよう、大胆アレンジを施しました。①まずは1弦6フレットを小指、2弦5フレットを中指、3弦6フレットを薬指で押さえつつ、人差指を1弦5フレットの位置で待機させます。次の小節で、1弦3フレットまで人差指を伸ばし、そのほかの指は前小節のままで演奏します。②1弦2フレットから10フレットの移動は力を入れず、スムーズな移動を心がけましょう。③前の小節のセーハをはずし、順番に押さえながら演奏します。なお、一度押さえた指は離さずに押弦したままにしましょう。④ハイ・ポジションの和音は、1弦12フレットを小指、2弦10フレットを人差指、4弦11フレットを中指で押さえます。2弦の10フレットに置いた人差指を軸に、きれいに和音を鳴らして下さい。