○運指は固定して、弾くたびに変えないようにして下さい。そのために、あらかじめ左右の手を別々に練習することがとても有効です。
○ 「変え指」(鍵盤の持ち替え:たとえば2小節目右手最後のドの1-2という運指法)は、レガートや打鍵の精度のために、特にバロック時代や古典時代のペダル使用が限られる作品には必須です。
○西洋音楽は、音高が低ければピアノ(弱く) 高ければフォルテ(強く)、また、メロディが上行すればクレッシェンドをかけ、下降すればディミュニエンドをかけるのが、大原則となります(例外もある)。
現代のピアノ(フォルテ)はチェンバロと違い、細かい強弱が表現できるし、表現しなければなりません。たとえば21小節や46小節の右手ソの音はこの曲を通じて最も高い音であり、意識して弾きましょう。
〇Fのパート(歌詞がついている)はひそやかに、Hもピアノ(弱く)で弾きます。
〇30小節(2回目)はリタルダントをかけると、終止感が出て曲をまとめやすいです。