〇長い曲ですが、全体を4つにわけて考えると把握しやすいです。
①AB ・・・序奏。歌がなく、全体の予告編的な部分。イエスが十字架をせおって歩いているイメージをもつ。
②CDE・・・二つの合唱の掛け合いが特徴的な部分。
③FG・・・長調で、幾分緊張感が緩む中間部的な部分。
④H・・・再び短調になり、①②との共通性が高い
〇二つの合唱の掛け合いは(たとえば26小節からスフォルツァンドの問いかけが4回あります)、この部分は群衆の感じを出す「タメ」をつくるように弾くとよいでしょう。
〇最後の90小節は長調の和音で終わります(アーメン終止)。教会音楽に良く見られる方法です。左手のアルペジオで荘厳なオーケストラの感じを出してみましょう。
○ペダルは最低限度のものを表記してありますが、音の濁りが気になる場合は、実力に応じてもっと細かく踏みかえても良いです。
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