〇ヴィオラ・ダ・ガンバ(以下ガンバ)のメロディーの符点のリズは(たとえば1小節目 レーファ ミ―レ)、重い足取りを示しています。一方、歌(バス)はレガートになっており対照的です。演奏時に意識すると良いでしょう。
〇Hは間奏で、明るい部分(長調)です。
〇楽譜にはありませんが、54小節の最後の和音をチェンバロ風にアルペジオにしても良いです。
〇40~41小節は、左がガンバ、右が歌のメロディーです(総譜を参照)。45小節では右手がガンバと歌のメロディの混合になっています。ガンバを表現するときは付点をしっかり意識し、ややスタッカート気味に弾くと感じが出やすいです。
〇ガンバの奏法(ボーイング等)は、時代によって変遷してきたと思われます。いろいろ研究してみてください。