1969年のオリコン年間ヒットチャートで1位に輝いた由紀さおりのデビュー曲。ジャズの歌唱法であるスキャットを歌謡曲に取り入れたこの曲は、発売当時その斬新さが話題となりました。そして2011年、アメリカのジャズオーケストラ、ピンク・マルティーニとコラボしたカバー集『1969』が世界22ヵ国で発売され、この曲が海外を中心に大反響を呼んだのです。それを機に国内でも再ブレイクを果たしたこの名曲の魅力に、改めて触れてみましょう。