オーケストラを伴うピアノ作品を6曲しか書いていないショパン。これはそのうちの1曲で、1830年に作曲されました。古典的な協奏風のソナタ形式で書かれており、700小節近くもある大曲です。オーケストラによる第1主題が堂々と響き、きらびやかに舞うピアノの細かなパッセージがショパンらしさを感じさせます。