ロシア近代音楽の巨匠であるプロコフィエフの作品で、シェイクスピアの悲劇『ロメオとジュリエット』を題材としたバレエ音楽。第2番第1曲のこの作品は、大公の宣言、騎士達の踊り、ジュリエットとパリスが踊るシーンで構成され、弦楽器による不穏な主題と管楽器の暗い音の響きが“悲劇”の背景を暗示しているかのようです。