ジャズ界に大きな影響を与えている人といえば、なんといってもアントニオ・カルロス・ジョビン(p)でしょう。彼は“ボサ・ノヴァの父”と言うべき偉大な人物で、「波(ウェイヴ)」「イパネマの娘」「コルコバード」「ワン・ノート・サンバ」など、ジャズから影響を受けたアイディアいっぱいの楽曲を数多く残し、多くのジャズ・ミュージシャンに愛好されています。「波(ウェイヴ)」は1967年に発表された作品で、美しいハーモニーと詩情あふれるメロディ、そしてゆったりとしながら歯切れの良いサンバのリズムが楽しめます。※この譜面はメロディパート譜です。バックバンド演奏用にコードを記載しています。